H23年6月 番外編 ハスクバーナ350焼き付き修理ーーー!!

弟と一緒にピストンとシリンダーを交換しましたーー!ご覧ください〜〜


見た目、さらっぴんぴんのハスク350〜〜 ところが、エンジンは焼き付いております〜。。。(ー_ー)

ぼくが知人にお貸しするときに「FCグレードの2サイクルオイルを50:1で、と言いたいところだけど、
薄いと怖いので(計量器内面に残るため)、ガソリン4Lにオイル90mL入れて使ってください」と言って
たんです。50:1の方がスラッジが少ないし、使用量は半分なのに価格は2倍もしないからです。

で、その通りにされていて、すぐに焼き付きました。。。。 オイルは間違いなくFCグレード。

ところが信じられないことに、その缶には小さく「高回転で使用するエンジンには使用しないでください」と
書いてあったそうです。。。。そんなん売ってええの〜??って言うか、造ってええの〜〜??
なんで小さく書くの〜??やましい気持ちがあったんですか〜〜?? 

ぼくはCastrol のFCグレードのをず〜〜っと使ってますが、まったく問題ありません。

同じFCグレードと言ってもピンキリみたいですね〜〜 ああイヤですね〜〜


で、弟ところに来て修理です!アメリカから取り寄せた国内販売の無い機種なんでお店では修理を
してもらえません。普通の故障や不具合はみてもらえますが、さすがにシリンダーやピストンの交換
となると何が合うのかとか分からないそうで。それで、「並行もんや海外もんは結局高くつくんですよね
〜〜」みたいな話になるんですが、まあ、それは当然だと思います。普通はそれでシュン〜となるんで
しょうが、でも、輸入すれば1台分で3台買えるっていう事も忘れて欲しくないな〜〜 (*^_^*)

と言いつつ、あと2台買えるアドバンテージは残しつつ、輸入パーツで格安修理だーーー!!!

と言いつつ、ハスク350と言っても、時期によってちょっとずつ違う。デコンプの有る無しとか。
まあ、デコンプは有っても無くても他の部分とは関係ないので支障は無い。それより、シリンダー
の形状が変わったり、ピストンのストロークが変わってたら大変です!!けど、それは多分無い
と思うんで3rd party 製の修理用シリンダー&ピストンキットを購入しました。送料とか入れても
1万3千円くらいでした。台湾製です。これは安心でしょう〜〜 うしろの小さい段ボール箱にすべて
収まって配達されてきた時は笑いましたけど。(~_~) 中身はその横に転んでます〜。。^m^


シリンダーを外して、はい!焼き付いてます!!


当然、シリンダーもあきません〜〜


形状は同じようで安心しました。Hのロゴは当然ありません〜〜 (*^_^*)


ポートの作り方が違うのと、形状も違いますが、まあ大した問題じゃありません。

replace 用のは鋳造で一体ですが、純正品は別のパーツと組み合わさった造りになってます。


ピストンをコンロッドから外すためにピストンピンを抜かなあきません。

おとなしく抜けてくれたら良いんですが。


スーパーゾイル!!いろんな場面で活躍です!!


クリップを外しピストンピンも無事抜けて、ベアリングも外れてます!!

ベアリングは購入したキットには入ってないので再利用します。


ここまで来れたので、新しいピストンにピンを入れる準備です。

フルフローティングなんですが、ちょっと微妙に渋いんで、コンパウンドで擦ることに〜


こういうって言うか、ほとんどの作業は弟にやってもらってます〜〜 (^^ゞ


ぼくは、先にデコンプでも取り付けておきますか!ってやってると、デコンプを
取り付けるのはできるけど、デコンプが動かない。。。 変だな〜〜??

って思って見てみると、上がキットに入ってたやつだけど、ねじ込みの長さが違う〜〜 (+o+)

ま、それなら外したの(下のやつ)を使うと良いわということで、付けてみたらばっちりでした!!

ま、これくらいは実害無かったのでな〜〜んともないですよ〜〜 (*^_^*)


ガスケットですが、そのままだとポートにかかる形状だったので切って整形です!

切り落としたのが横に落ちてます。


ピストンもついて、と言いつつ、クリップは純正の方が断然良くて、キットに入ってきてたのは
使わずに、純正のクリップを再利用しました。

シリンダーをかぶせる準備です。ガスケットを置く前に耐ガソリンシールを塗っておきます。


これがその Ultimate Gasket Maker 〜〜 ぼくはこんなん持ってないし〜〜 (^^ゞ

この後、ピストンリングを指ですぼめて、って言う前にピストンリングの上下を確認要!and 切れ目の
場所も変な所じゃなくて決まった場所に、ってして組み込むんだけど、ピストンリングをなんとか入れ
こんで、フ〜〜って思ってると、もうちょっとというところで下がりきらない。。。ピストンが何かに
当たってるような感じ?それともシリンダーの外側が何かに干渉してる??って調べるんだけど
すぐには分からない。これも純正部品じゃないばっかりに何から何まで疑わないといけないんで。

で、分かったことは、ピストンのスカートがクランクケースの側に引っかかってたってことで、分かって
からはスカートがうまくクランクケースに収まるように入れたらスッキリピッタリなりました〜〜 (^O^)v

組む前にはピストンには2ストオイルを塗っておきましたよ〜 って、すべて弟が〜〜 (^^ゞ


あとは4本のネジで留めて、細かいところは弟がしてくれて、、、(^^ゞ

タンク内の燃料は別の缶に移して、新しい燃料を入れてスターターを引くと、、、、
スポスポ!スポスポ!っていつものあの音がします!!



はいーーーーー!!エンジンかかってバッチシOK−−−−!!! v(^O^)v

って言いつつ、この写真では回ってるかどうか分かり難い〜〜 (~_~;)


拡大、じゃなくて、上の方の写真が縮小してるんでオリジナルサイズからの切り取り
で見てみると、回ってるのが良〜〜く分かりますね〜〜 (*^_^*)


で、修理完了ーーーーーー!!!

少しの間は慣らし運転しましょうか。タンク2〜3回分くらいしといた方が良いそうなんで。

いや〜 しかし、こんなにうまくいくとは思ってませんでした。あちゃらから部品とか取って
すっきり一発でいくとはね〜〜 ありがたやありがたや〜〜

若干のリスクはあるけど、こんな風にできたら全く問題無いし、楽しいし、もちろん
安くできるし、勉強にもなるし、ええ事尽くめです!!

と言いつつ、僕の場合はDIYヘルパーという強〜〜い味方があればこそ!!ですが (^^ゞ

この350も末永く使わせていただきますよ〜〜 DIYヘルパー今回もありがとう〜〜 (^o^)丿