H27年12月(3回目)の作業

1日目

         


17:26 今回も、土曜日昼まで仕事でした。上り口の所に、木が集積されているはずと
思ったので、車は下において荷物を運び上げるつもりでした。ところが、まだ木は切られて
ませんでした。年内作業と聞いていたので、さすがに終わってるだろうと思ってましたが。。

まあ車で上まで上がれたのは良かったんですが、なんか肩すかしくらったような感じです。

で、まあそれはしゃあないんで、いつものようにストーブ点火です!


19:29 「MASTER OF THE GAME」 のChapter 1をやって、程々の時間に
なったんで晩ご飯です。おにぎり2個と夜だけど「あさげ」。それからピスタチオ食べて
ビール飲んで寝ました〜 (天板がもうちょっと広いと言うこと無いんですけどね〜)


2日目


7:49 良い朝です!木が集積されてたら、玉切りしてProceed で上げて、またこの辺に
置いておこうと思ってたんですが。でも、1日で終わらないくらいだったら大変なところでした。

という事は、来年早々から、えらいきつい作業で幕開けという事が決定いたしました〜 (^^;


ブロック壁の要らん穴をモルタルでふさぐのでもしようかな〜と思ってましたが、

朝から1日チェーンソー使うつもりで来てますからね〜 気持ちの切り替えが、、


8:41 まあ、どっちにせよ、気温と地温がもうちょっと上がるまで、ストーブに当たっていましょう!


10:43 忘れないうちに、前回残してた椎茸を見に来ました。大きくなってました!


違うところにも小さいのが出ていました。今回の収穫は、この写真の分が全部です。
今年植菌したものには、まだ全く出そうな様子がありませんでした〜〜 (^^;


10:54 そうしてたら、良く見えるところに、こんな枯れ松がありました!!

今まで気付いてなかったのが不思議なくらいですが、夏場は葉っぱが多いんで
気付かなかったんでしょうね〜 ま、こういうのは簡単なんで、ちゃっちゃっと倒し
ておきましょう!このままでは危険です!すぐ済むでしょう。

で、チェーンソーの準備して、安全装備付けて木の傾き見て、周り見て掛かり木になる
心配も無さそうやし、ということで、受け口作って、反対から追って行って、さあ倒れたぞ!

と思ったら、、、


 あっれーーーーー!! なんで倒れへんねん〜〜!?

って、もう一度、首を大きくそらせて上を見てみると、、、


あっちゃ〜〜!!(>_<) 完全に見落としです!視野の外の方〜から大きい木の幹が
上空に張り出してました!!しっかり首をそらせて上を見なかったので分からなかった
んだと思います。それと、周りには何にもないような低いところの景色にだまされました!

前回、これよりもっと太い枯れ松の倒木で意気消沈して、今回は自分で掛かり木作って
しまいました〜 もうほんま!なんでやねん〜って感じです! でも、これは前回のとんで
もないやつを倒す予行演習やと思えば、気持ちが楽になりました〜 (*^^*)


11:32 小さいハンディーウインチで落としましょう!前回、チルホールと言ってたのは
これのことで、チルホールではありません。言葉の綾です。(^^; これは、フックのワイヤーを
二重で使えば1.2t 、一重にすれば0.6t という小型ウインチです。勿論、二重で使います。


11:46 追い口のところを更に切り込んだりもしたけど落ちないんで、小型ウインチで
引っ張って落としてしまいましょう!こうやって、1.2t の力で引けば落ちるでしょう!

ロープは2本取り、くくり目には適当な薪を挟んでます。


11:47 アンカーもロープを2本取りして、フックは2本に掛けます。


これで引いていけば落ちてくれるはずなんですが、、、


12:37 う〜ん、ハンディーウインチは引き代が少なくて、ロープにテンション掛かるまでに
大方の引き代使ってしまって、あとはロープがぴんぴんになったところで引き代が無くなって
終了〜〜  またもう一回ロープをかけ直す手間がね〜〜 (-_-;)


腹が減っては。。。ということで、途中でパッパッとパンを食べて作業やってます。


12:48 チェーンソーで、もっと追い込んでいって、なんとか株から落とせました〜 (*^^*)


12:56 引きずり落とすのには良い方向に向けて引っ張っているんですが、
この先、少し上りになるのと、灌木があるので、引っ張るのが大変そうです。


13:12 それで、さっきまでとは90°くらい違う方向、斜面の下から引っ張ることにしました。
90°横から引くことになりますが、下り斜面なんで、ベクトルが合成されて、程々の方向に
落ちていくはずと思います。幸い、地面は腐葉土が厚く、表面を根が走り回ってるようなことも
ないんでうまくいくと思いますよ〜


ただ、やっぱり引き代の少なさが。。。落とすまでには10回以上はやり直さな
あかんような気がして、、、そんな面倒くさいことやっとれんわ〜〜 となりました。。。


13:21 ジャーーーーン!! それで、この手回しウインチを使うことにしました!最初から
そうしとけよ!と思われると思いますが、これは重さが半端やないんです!それを山の中
に運び込んで、木に取り付けるのは並大抵なことではありません。それで、まずは小型ので、
となっていたという訳です。あれでも引き代さえあれば、処理できたとは思うんですが。。。


13:53 こういう時でも、一輪車は有り難いですね〜〜 がんばって押せば、山の中でも
この辺くらいまでなら何とか上がって来ることができました〜 ここまで来れば!OKです!


14:20 ワイヤーを伸ばしてます。届くのは間違いないと思います。


ずーーーーと前にヒノキを引きずり落とした時と同じように、スリングは使わずにワイヤー
をぐるっと回してフックで留めてます。これがシンプルで良さそうですわ!(*^^*)
この方向なら、間違いなく落ちてくれると思いますよ〜!!


ウインチは、ロープを二本取りして留めました。番線で留めて木が枯れるといけないんで。


14:34 ウインチが重くて、高い位置に留められていません。ただ、ハンドルが最低180°
は回せないと、ハンドルを回していくことができません。180°回れば、ハンドルを抜いて差し
直せば、ワイヤーを巻き上げていくことができます。幸い、なんとか回して行けてます!

ただ、木がずり落ちてくると、ワイヤーは最短距離を通るんで、ウインチのドラムの縁と
接触してきます。まあ、今回は軽〜い接触なんで、前のヒノキの時のような水琴窟みたい
な音はしないんで、特別心配はしませんでした。ワイヤーにCRCだけ吹いておきました。


思ったようにずり落とせています!


14:49 何回か、バキバキッという音を立てながら、結構落ちてきました!

ウインチ巻く力は軽くて、前のヒノキの時のようなことはありません。あれを経験してるんで、
これくらいの木なら全く、このウインチの許容範囲内というか、軽過ぎるくらいと思いました。


15:00 引き代が無くなる心配がないんで、ハンドルは180°ずつしか回せま
せんが、単純にそれを繰り返してると、確実に木は落ちてきています!

ただ、この方向だと、上で引っかかってるところが邪魔をして、ここから先は動きそう
にないんじゃないかという気もしてきました。ウインチを付け変えて、落ちる方向に
真っ直ぐに引きましょうかね〜 ウインチ重いんですけどね〜 (^_^;)


15:05 付け変えたら絶対うまくいくとは思ったけど、まあ、このままでやってみて、
あかんかってからでもええやんという事で、そのまま引き続けてると、空で「ドーーン」
という雷みたいな音がして、「お!これは芯が折れたんちゃう?」という事で、さらに
引っ張ってると、「ドーーン!バキバキーッ!」という音がして、落ちてくれました!!


挟まってたところが折れて、先から地面に刺さってます!上手くへし折れてくれました〜 (*^^*)


その引っかかってた白いところは、エイヤーーって感じで投げ落としました。


土がえぐられてます!


まあ、しかし、上手く流れてくれました。ロープも全部無事回収できました。


15:23 これはこのまま腐らせましょう。

いや〜 しかし、軽い気持ちで枯れ松を倒そうとして、全く予想もしてなかった掛かり木
にしてしまって、まあそれをウインチを使って安全に落とすことができました。なんか、
これは、あの太ーーい枯れ松の処理の予行演習のために山の神様が用意してくれた
んじゃないかと思うくらいタイムリーでした。でかいウインチを使えば、絶対うまく処理
できるという確信が持てました!いや〜な気持ちは無くなりました!えらいもんです!
これで、楽しい気持ちで一年を締めくくることができます!ありがとうございました!m(_ _)m

次回は成人の日の連休になると思いますが、その回は、中電の業者さんが切った木の処理
になると思います。掛かり木処理はその次の回くらいにやりましょう!楽しみです!(*^^*)

という事で、風呂棟の作業はさらにその先になってしまいますが、仕方ありません。。。

こんなわけで、今回で無事、平成27年の作業を終了することができました。


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まあ、今年もいろんなことがありました。すごい良い年でした。来年も良い年にいたしましょう!

もう10時間ほどで今年も終わりです。「夢の山林」ファンの皆さま!どうぞ良いお年を〜 (^o^)丿