H20年7月(4回目)の作業

1日目


14:53 おお〜〜 7月は4回目ですか!! しかも前回に引き続き今回も泊まりです〜〜

間違ってないと分かると元気が出るもんですわね〜〜 (*^_^*)

で、 昼ごろに着いて、弁当食べて、左で横向けに立ってる梁の高さを12cmに
して、乗っかるところの欠く高さ(深さ)を4cmにしました。

それから、幅が広いままだったもう一本の梁を15cm幅にしています。

前回、びーちゃんとロックさんの応援で東側の桁が立ち、あとは部材の加工次第と
いう感じになってきて、俄然元気出てきます〜〜 ちょうど仕事の方も、なんとか切りぬけ
られたりして、今までたまってたフラストレーション爆発ーーー!!ってところでしょうか。(~_~)


15:37 幅は片側落とせました。が、、この梁、、、メタボ、、、、

太鼓梁は知ってるんだけど、太鼓腹は、、、、、「あかんやろーーーーーー!!!」 (-_-)


はい、この落としたのを見れば一目瞭然ですが、、、梁として期待される反りに対して、逆そりーーー!!

なにをトチくるってか、ぼくが先にアゴの加工してしまってたので、どうすることも出来ません。。。
長さもほぼちょっきしに切ってしまってるんで、もうお手上げです。。。(ーー;)

この上に束が立って、棟木を支えて、下には柱は立てない構想が。。。。。。

このアゴの加工したときは反り見たつもりだったんだけどな〜〜 あとで反ったのかな〜〜??

その左の巻尺が乗ってる梁の反りだと見た目的にも安心なんですよね〜


15:58 幅を15cmにそろえられました。


この太鼓腹。。。。いえ、よく考えたら木には責任無い!!アゴの加工さえ間違って
なかったら立派な梁になってたはず!!長さに余裕はないからアゴをやり直すことは
できないけれど、なんとか使えるように直しましょう!!


16:02 念のためスケールを当ててみましたが、やっぱり逆反りは間違いなさそう。。。


反対から見ても同じですか〜〜 (~_~)


16:40 うんうん考えた挙句、、、強引に反りを作ってやろう!!って結論に到達〜〜

で、結構なテクを駆使して梁のぜい肉を落としてますーーー!!!


ああ〜〜 この写真ではイヤほど逆反りが強調されてます〜〜 (ーー;)

そこへささやかな抵抗〜〜


あああ〜 アゴさえ作り直せたらね〜〜 (ーー;)


17:02 腹ぼてのぜい肉はきれいに落とせましたが、、、やっぱり逆反り。。。。


17:53 それならと言うことで、、、予定通りカット、、、(~_~)

厚さは12cm。アゴの欠いた高さ(深さ)は4cmです。


この形状でももってくれるとは思うんですが、、、それと、高い位置だし、小屋側なんで
逆反りになってることを見れる位置はないと思うんです。万一、下がるようであれば、下に
柱を立てますわ!山の適当なヒノキを丸太で立てれば、それもまた良し!かもです〜 (~_~)


2日目


10:32 7時過ぎに起きて作業開始してましたよ。それで、この最後の部材、西側の桁。

まず、幅を15cmにそろえます。意外と芯が通ってません。通ってるようで通ってない。
3次元で結構苦労しました。この手前側は予備の部分なんで、15cmぎりぎりですが
良しとします。居住棟の外壁に取り付ける部分を50cmほどみてるんです。


11:58 今度は高さを12cmにします。良い材料であれば、センターから上に6cm、下に6cmで
カットすれば良いわけですが、芯が通ってないので大変です。

柱が立つ位置には最低幅が105mmは出て欲しい。かと言って、深く削ると柱の長さに余裕が
ないので、桁が低くなる。。。これはできません。

柱が立つ側は桁の太い側なんで、なんとかかんとか面が出そうです。


12:05 きれいに挽けました。


太い側は面が出せますが、細いほうはぎりぎりかすってるくらいです。


いや〜 しかし、梁は立派過ぎです〜〜
ホゾが見えてる柱が105mm角、3mもんですからね〜〜

梁ばっかりは一本もんでないとどうにもならんからね〜〜 (~_~)


13:52 なんとかかんとか、桁の加工終了しました。ホゾ穴や、居住棟側エンド処理はまだです。


十分な厚みのない材料から柱が立つ面の幅を確保、と垂木が当たる角を出す、の両方を満足させる
ことは無理でした。それで、上側の高さを5cmとし、桁の高さを11cmにしました。苦肉の策ですね〜。

これで、垂木が当たる上面外側の角を出すことが出来ました。外側が丸みだと垂木が下がり、高さ調整を
しないといけなくなるからです。

そのかわり、このままだと梁が乗った時に東側の桁の高さは12cmなので、梁が西下がりになってしまう
ので、桁の上面に削る梁の乗る部分の深さを、東側の桁は4cm掘ったのを西側は3cmに変更します。
これで梁の水平は確保されます。

一つ、垂木の勾配が東側と西側でわずかに変わります。棟木の上に乗っけた垂木の、桁側で当たるところが
東側より西側が1cm低くなるからです。

でも、これはすべて理屈付けられて、完璧に消化できます!!なぜなら、東側の軒先は眺望の確保
と関係しますが、西側にはその要求がないこと。東側は許容範囲内であるが勾配はゆるくなっている
が、日当たりが良く問題とはならない。西側はその点、不利となるが、ここでたとえ1cm分と言えども
勾配をきつく出来た。



なぞと言いながら、おそらく目で見てもわからない位でしょう。
垂木つなぎの形状が左右対称にならないことぐらいじゃないでしょうか。実際のところは。(*^_^*)


14:42 前々から、しようしようと思ってて、タイミングあわなかった作業。

とりあえずですが、ちょっと上がりにくかったので靴脱ぎ一段作りました。

材料は、こかしてた雑木丸太と、失敗した206の垂木受け。。。(^^ゞ


すっごい上がりやすくなりました〜〜 とりあえず、いまのところ、グラともしませんです〜 (*^_^*)


15:19 午後からは、ピーカンの晴天、ゴロゴロ〜、じゃーーーって夕立!!またピーカン、ゴロゴロ〜って
いうの4〜5回くりかえして、その度にめっちゃ涼しなって、最高ーーー!!って感じでヒグラシも鳴いて、
気持ち良く作業してたんだけど、最後のはすごかった!!


ピシャッ!!ドッカーーーン!!ガラガラーーー!!って光と音が同時です〜〜 (-_-)

これはすごいです!!雨はジャージャー降りますわ、さっきまでのなら雨降ってても、ちょっと
西の空見ると晴れてるし〜〜 って感じだったのに、今回は空全面暗いです。。。。

自然のすごさ、積乱雲のすごさ、ダイナミズム、天と地の間の水の移動、、、感激しました!!

(神戸市で犠牲者が出ているとは、この時は知る由もありませんでした。犠牲になられた方に合掌)

さあ、次回は西側の桁上げて、梁乗っけて、、、くらいできるのかーーーー!!?? 乞うご期待!! (^o^)丿